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2020-03-27

新着論文4報をご紹介致します

 

新着論文1;Kumakura S. et al. Kidney function, blood pressure and proteinuria were associated with pregnancy outcomes of pregnant women with chronic kidney disease: a single-center, retrospective study in the Asian population. Clinical and Experimental Nephrology, 2020 in press.

https://doi.org/10.1007/s10157-020-01865-0

筆頭著者である熊倉慧先生による論文紹介はこちらです

「腎疾患患者の妊娠:診療ガイドライン2017年」が3年前に発刊されましたが、本ガイドラインの引用元の論文は欧米のデータが大半を占め、本邦の慢性腎臓病を合併した患者さんが妊娠した場合の産科合併症リスク因子の実態が依然として不明瞭でした。本研究では当院の慢性腎臓病患者さんで妊娠を経験した方を後方視検討いたしました。すると、腎機能、尿タンパク量、血圧の3つが産科合併症の発生に関連していることがわかりました。国内で100例近くの慢性腎臓病合併妊娠を検討した研究はなく、本研究結果は慢性腎臓病患者さんの妊娠に対して留意すべき点を指摘した意義のあるものです。挙児希望の患者さんが気を付ける点を医療者が説明するのに役に立つと考えています。今回ご指導いただきました共著者の先生方へ深く御礼申し上げるとともに、今後も本研究も発展させて参りたいと存じます。

新着論文2;Kawaguchi T, Nagasawa T et al. A nationwide survey on clinical practice patterns and bleeding complications of percutaneous native kidney biopsy in Japan. Clinical and Experimental Nephrology, 2020 in press.

https://doi.org/10.1007/s10157-020-01869-w

共著者である長澤将先生による論文紹介はこちらです

日本腎臓学会が中心となり、2018年に行った腎生検に関する全国調査を論文報告致しました。日本で実地に行われている診療実態を把握することで、腎生検に関するリスクについても、患者さんへ根拠をもった説明が出来るようになったものと確信します。

新着論文3;Mishima E. et al. Selection of patients for angioplasty for treatment of atherosclerotic renovascular disease: predicting responsive patients. American Journal of Hypertension, 2020 in press.

https://doi.org/10.1093/ajh/hpaa016

筆頭著者である三島英換先生による論文紹介はこちらです

動脈硬化性腎動脈狭窄は腎血管性高血圧や虚血性腎症、心血管合併症を引き起こす病態で高齢化により患者数が増加しています。治療の一つとしてカテーテル的腎動脈形成術(PTRA)が行われる場合がありますが、大規模RCTでその治療有効性が認められなかったため全ての患者にPTRA治療は推奨されていません。したがって、現在ではPTRAが有効である患者を適切に選択して治療を行うことが望まれています。本総説論文ではどのような患者像でPTRA治療の有効性が期待できるかををまとめて議論しております。当科ではこのようなエビデンスにもとづいてPTRAの治療適応を適切に判断し放射線科医と協力して施行しております。

新着論文4;Mishima E. et al. HPRT-related hyperuricemia with a novel p.V35M mutation in HPRT1 presenting familial juvenile gout. CEN Case Reports, 2020 in press.

https://doi.org/10.1007/s13730-020-00459-9

筆頭著者である三島英換先生による論文紹介はこちらです

HPRT(Hypoxanthine guanine phosphoribosyl transferase)はプリン・尿酸代謝に関わる酵素であり、HPRTの先天性完全欠損は自咬症や神経発達異常が特徴的なLesch-Nyhan症候群の原因であることが知られています。本論文は家族性若年性痛風をきっかけにみつかったHPRT部分欠損症の1例を報告したものです。本症例ではHPRT1遺伝子に新規変異p.V35Mを認めるものの、HPRTの酵素活性が部分的に残存するため神経症状をまったくともなわずに若年性痛風のみの病型であったことが特徴です。東京医科歯科大学と共同研究の成果です。


タグ : 論文

2020-02-28

第219回日本内科学会東北地方会(仙台)に参加、最新の研究成果を発表致しました

2020年2月22日に開催された第219回日本内科学会東北地方会(仙台)に参加、最新の研究成果を発表致しました。
今回は、当科医師に加え、当科で臨床実習を積まれた本学医学部生のお二人にもご発表を頂きました。ご発表に際して、大変熱心な指導にあたられた吉田舞先生のコメントと共に、ご覧下さい。

演題名と、発表者による内容のご紹介です。
林明澄さん(本学医学部医学科所属);多彩な身体症状を認めた腎サルコイドーシスの一例
学会当日はもちろん、事前準備から丁寧なご指導をいただきありがとうございました。実習だけではなく、さらに深く腎臓内科の魅力を知ることができました。心より御礼申し上げます。

森末良彦さん(本学医学部医学科所属);急速進行性糸球体腎炎(RPGN)化した IgA 血管炎の一例
はじめての症例発表でしたが、先生方のご指導のもと、大変貴重な経験をさせていただきました。学術的な面はもちろんのこと、それ以上に大きな学びを得たように思います。ご指導、誠にありがとうございました。

指導医、吉田舞先生のコメント;腎グループから医学部5年生2名が発表させて頂きました。初めての発表で準備は大変でしたが、よく頑張りました。色々と調べる中で、普段病棟では学べないことを習得したと思います。これから医師となってするであろう沢山の経験の第一歩として、この発表が役に立つことを期待しています。

千葉祐貴先生;低出生体重者に発症した腎不全、心不全、若年性脳梗塞の一例
若年者において複数の疾患を合併した一例を報告しました。今回報告した症例は低出生体重の出生歴があり、慢性腎臓病や脳梗塞等の発症要因になっていたと考えられます。現在、DOHaD(developmental origins of health and disease)という、胎児期から出生後早期の低栄養環境が成人期以降の生活習慣病のリスク要因であるとする概念が広く提唱されております。今後、医療費の観点からも、低出生患者の予防・管理が必須であると勉強させられた症例でした。

山並寛明先生;エサキセレノンの術前投与が有効であったアルドステロン産生腫瘍の一例治療抵抗性の低カリウム血症を呈したアルドステロン産生腫瘍の術前にエサキセレノン投与が著効した一例を報告しました。エサキセレノンは非ステロイド性の選択的ミネラルコルチコイド受容体拮抗薬であり、ステロイド骨格を有する従来薬よりも少ない副作用が期待されている新規薬剤です。昨年5月に降圧薬として承認され、本例を含めて原発性アルドステロン症に対する投与経験も、当科において多数蓄積しています。


タグ : 学会報告

2020-02-28

新着論文1報をご紹介致します

 

新着論文;Eikan Mishima, et al. Apparent diffusion coefficient in the resolution of renal ischemia after angioplasty on diffusion-weighted imaging: a case of renal artery stenosis caused by progressive thrombosis in residual chronic aortic dissection. Internal Medicine, 2020 in press.
https://doi.org/10.2169/internalmedicine.3855-19

筆頭著者である三島英換先生による論文紹介はこちらです。
本論文は、慢性大動脈解離における残存偽腔の血栓化が進行したことで生じた腎動脈狭窄に対してカテーテル的腎動脈拡張術の治療をすることで腎機能の改善をもたらした1例の症例報告です。さらに本症例では、腎動脈狭窄による腎虚血とカテーテル治療による腎虚血の改善をDW-MRIという手法を用いて評価したものです。今後、腎動脈狭窄による腎虚血の評価法として本手法が応用されていることが期待されます。


タグ : 論文

2020-02-25

東北大学医学部第2内科同窓会 会員の皆様

令和2年3月8日(日)開催を予定しておりました
「伊藤貞嘉名誉教授紫綬褒章受章記念祝賀会」ですが、
新型コロナウイルス感染拡大のため、開催を延期することとなりました。
今後の予定につきましては、改めてご案内申し上げます。
ご出席を予定頂いておりました先生方におかれましては、
大変ご迷惑をおかけしますが、何卒ご理解賜わりますよう、お願い申し上げます。

東北大学医学部 第二内科同窓会
会長 張替秀郎


タグ : イベント

2020-01-21

手塚雄太先生が、2020年1月16日、東北医学会奨学賞を受賞されました。手塚先生は当科入局時より内分泌グループに所属、大学院在学中に、診療に精力的に携わられると同時に、臨床基礎研究にも尽力され、この度の受賞へ至りました。手塚先生は現在、ミシガン大学へ留学され、引き続き、最先端の副腎、高血圧研究を継続中です。以下、本受賞に際して、手塚先生からのコメントです。

受賞研究;アルドステロン産生腺腫における18-オキソコルチゾール産生機序とKCNJ5体細胞性変異の影響

内分泌グループでは、高血圧症や代謝異常を引き起こす副腎疾患をはじめ、下垂体や副甲状腺など、幅広く内分泌疾患を診療しています。大学院時代の4年間、私も病棟医として数多くの症例の診療に従事し、そこで得られた経験、知見を国内外の学会で発表させていただきました。中でも、原発性アルドステロン症については、原因となるアルドステロン産生副腎皮質腺腫において、新規病型診断マーカーと期待されているホルモン、18-オキソコルチゾールが産生される機序の解明に取り組み、その成果をHypertension誌に報告することができました。今回、このような素晴らしい賞を受賞することができ、大変嬉しい限りです。今後も、当分野の強みを活かしたオリジナリティのある研究を発信し、内分泌疾患診療に貢献できるよう頑張りたいと思います。最後になりますが、ご指導いただきました先生方、当分野の診療に携わられている皆様に、この場を借りて御礼申し上げます。


タグ : 受賞

2020-01-11

以下の日時会場にて、第15回腎臓病フォーラム「腎臓を護ることは生命を守ること2019」(宮城県慢性腎臓病対策協議会市民公開講演会)を開催致します。ぜひ、ご参加下さい。

日時;2020年1月19日(日)13:30-15:30(受付開始;13:00)
場所;星陵オーディトリアム(仙台市青葉区星陵町1-1;東北大学星陵キャンパス内)

主なプログラム
基調講演1:「腎臓を護ることは生命を守ること2019 in仙台」
東北大学名誉教授・公立刈田総合病院特別管理者;伊藤貞嘉先生
基調講演2:「腎臓リハビリテーションの実際と効果 ~より良いCKD治療のために~」
東北大学大学院医学系研究科 内部障害学分野;上月正博先生
パネルディスカッション「皆で解決!みやぎの健康課題」
座長;東北大学病院 腎・高血圧・内分泌科;宮崎真理子先生

パネリスト
東北大学大学院医学系研究科 内部障害学分野;上月正博先生
東北公済病院 リハビリテーション室長(理学療法士);山本幸子先生
宮城県石巻・登米・気仙沼保健所長;鈴木陽先生
宮城県腎臓病患者連絡協議会会員;佐藤昌孝氏


タグ : イベント

2020-01-11

新着論文2報をご紹介致します

 

新着論文1;Oe Y, et al. Uremic toxins alter coagulation and fibrinolysis-related genes expression in human endothelial cells. Thromb Res,2019;186:75-77.

筆頭著者である大江佑治先生による論文紹介はこちらです。
近年腎不全により蓄積する代謝産物(尿毒素)が、血液凝固を活性化し血栓症のリスク因子であることが示唆されています。本研究は代表的な尿毒素であるインドキシル硫酸、インドール酢酸、クレジル硫酸が内皮細胞における凝固・線溶系関連因子の発現に及ぼす影響を解析し、特にインドキシル硫酸の凝固・線溶系活性化への寄与を明らかにしました。尿毒素に着目した血栓症予防法の確立が期待されます。

新着論文2;Mishima E, et al. Drugs repurposed as antiferroptosis agents suppress organ damage, including AKI, by functioning as lipid peroxyl radical scavengers. J Am Soc Nephrol, 2019 in press. doi: 10.1681/ASN.2019060570.

筆頭著者である三島英換先生による論文紹介はこちらです。
ドラッグリポジショニング:既存薬の新たな作用
- かぜ薬や抗菌薬がフェロトーシスを抑えて腎障害や肝障害を軽減する -
フェロトーシスは細胞死の一種で、脂質の過酸化が誘因となって引き起こされます。フェロトーシスは、急性臓器障害や神経変性疾患など様々な疾患に関わることが知られており、フェロトーシスを抑制する薬剤はこれら疾患の治療薬となることが期待されています。我々は、東北大学大学院農学研究科仲川清隆教授、九州大学大学院薬学研究院山田健一教授のグループと共に、かぜ薬の成分でもあるプロメタジンや抗菌薬であるリファンピシンなどの様々な既存薬が、フェロトーシスを抑制する作用を有していることを見つけ、急性腎障害や肝障害のモデルマウスで症状を軽減する効果があることを明らかにしました。本研究は、フェロトーシスが関わる様々な疾患の治療薬の開発や応用へと発展することが期待されます。


タグ : 論文

2020-01-11

医局対抗テニス大会(当院教室員会運動部主催)にて準優勝致しました

 

令和元年度の医局対抗テニス大会(当院教室員会運動部主催;10月6日に予選;11月24日に決勝)へ、当科と臨床薬学分野(本学薬学研究科)の合同チームで参加、見事に、準優勝致しました。当科所属の一條真梨子先生、佐藤浩司先生に加えて、当院初期研修医の荒瀬充先生、佐藤恵美子先生(薬学研究科臨床薬学分野)、森建文先生(東北医科薬科大学)にもご活躍を頂きました。

医局対抗テニス大会(当院教室員会運動部主催)にて準優勝致しました


タグ : イベント

2019-12-26

高橋信行先生の本学教授就任祝賀会を開催致しました

 

旧第2内科ご出身の高橋信行先生が、今秋、本学大学院薬学研究科、臨床薬学分野の教授に着任されました。これをお祝いして、12月15日、就任祝賀会を開催致しました。薬学研究科の先生方、旧第2内科同窓の先生方を始め、多数の皆様にご参加を頂き、大変盛会となりました。師走のご多忙の折、ご臨席賜りました皆様、大変ありがとうございました。

高橋信行先生の本学教授就任祝賀会を開催致しました


タグ : イベント

2019-12-26

伊藤貞嘉名誉教授が紫綬褒章を受章されました
髙橋克子先生が旭日双光章を受章されました

 

本講座の前教授でいらっしゃいます伊藤貞嘉先生が、紫綬褒章を受章されました。伊藤貞嘉先生は、生体の食塩センサーが腎尿細管の特殊な細胞群である緻密斑であり、食塩摂取量を感知してレニン分泌と糸球体血行動態を調節することを世界に先駆けて証明し、現在の腎血行動態の機序の理解の基本を確立しました。また、世界規模のレニン・アンジオテンシン系に関わる大規模臨床試験にも尽力されました。さらに、脳と腎における微小血管の解剖および機能的相同性に着目し、なぜアルブミン尿が出ると脳・心血管障害が増えるのか、いわゆる、「脳・心・腎連関メカニズム」の機序を明らかにされました。加えて、内分泌性高血圧症、特に、原発性アルドステロン症に関して世界的業績をあげているのみならず、伊藤貞嘉先生の海外研究を通したグローバルな見識に基づく教育と指導は、数多くの研究者の育成にも貢献されていらっしゃいます。

また、旧第2内科(現在の腎・高血圧・内分泌科と血液免疫科の前身講座)第一研究室ご出身の髙橋克子先生が旭日双光章を受章されました。髙橋克子先生は平成4年に病院をご開業され、院長として第一線で地域医療に携わっていらっしゃいます。また、平成16年から去年まで14年間に亘って宮城県医師会の常任理事をお務めになり、女性医師が活躍できるような環境づくりを進められたことが評価されました。
受章について髙橋先生は「非常に光栄に思います。男社会の医療界で女性が活躍できるような足場を作ろうと取り組んできました。今後も、出来る限り現役で医師を続けるとともに、女性医師のための活動も続けていきたいです」とお話しされておりました。


タグ : 受賞

2019-12-26

新着論文1報をご紹介致します

 

Itto R, Oe Y, et al. Glomerular injury is exacerbated in lupus-prone MRL/lpr mice treated with a protease-activated receptor 2 antagonist. Tohoku J Exp Med. 2019 ; 249 : 127-133.
以下、大江佑治先生(共同筆頭著者;腎グループ所属)による論文紹介です。
我々は血液凝固系の標的受容体であるプロテアーゼ活性化受容体2(PAR2)の腎疾患における役割について興味をもち、PAR2が炎症を誘導して腎障害を悪化させることを報告してきました。今回、PAR2のループス腎炎における役割を解明するため、モデルマウスにPAR2阻害剤を投与したところ、腎臓組織学的重症度や炎症性サイトカインの発現が悪化することを明らかにしました。ループス腎炎において血液凝固―PAR2経路はむしろ抗炎症作用をもち、保護的である可能性が示唆されました。


タグ : 論文

2019-12-26

国内及び国際学会、研究会へ参加、最新の研究成果を発表致しました

以下の学会研究会へ参加し、最新の研究成果を発表致しました

熊倉慧先生;以下のご発表にて、Asia Apheresis Academy Award を受賞されました
The 12th World Congress of International Society of Apheresis / The 40th Annual Meeting of Japanese Society of Apheresis (ISFA2019/JSFA2019);2019年10月17日(京都) 演題;Prognosis of anti-MDA5 antibody positive clinically amyopathic dermatomyositis treated with plasma exchange; a case series of single center experience.

第42回日本高血圧学会学術総会;2019年10月25日(東京)
尾股慧先生:二酸化炭素造影を用いた副腎静脈サンプリングの検討
原発性アルドステロン症の治療方針の決定のためには、副腎静脈サンプリング検査が欠かせませんが、これは造影剤(ヨード造影剤)を使用する検査です。原発性アルドステロン症の患者様は、腎機能が障害されやすいため、腎機能障害と相性の悪い造影剤が使いにくい症例が多くあります。また、ヨード造影剤そのものにアレルギーがあり、副腎静脈サンプリングを受けたくても通常の方法では受けられない患者様もおります。そこで我々は、以前から、ヨード造影剤ではなく二酸化炭素を使用した副腎静脈サンプリングを実施しています。二酸化炭素を使用した副腎静脈サンプリングは、ヨード造影剤と比較して静脈の確認が難しいですが、当院では年間100件を超える世界有数の経験を生かして、本例のように、カテーテルのカニュレーション(挿入)を成功させています。本例のような症例が蓄積することで、少しでも多くの患者様の希望となるよう、学会で広く報告したとともに、引き続き患者様のための診療に邁進してまいります。
小野美澄先生;原発性アルドステロン症診断におけるアルドステロン迅速測定キット導入後の迅速 ACTH 負荷試験経時解析
原発性アルドステロン症診断は日々進歩しておりますが、近年アルドステロンやレニンの迅速診断系が開発されまして、結果が判明するまで従来5-7日間要していたものが、約10分で結果を得られるようになりました。これは臨床の現場においては重大な進歩で、我々の診療スタイルも変化しました。今回はこの迅速診断キットを導入してからの迅速ACTH負荷試験を解析し、どのように診断と治療を進めれば良いかの一つの道筋を示すことが出来、成果発表しました。全国の先生方にも興味を持って質問や提案をいただきまして、今後の研究や診療のヒントを得ることが出来ました。
三島英換先生;シンポジウム;腸内細菌叢と高血圧、慢性腎臓病
近年、腸内細菌叢は以外にも高血圧や慢性腎臓病などにも関わっていることが知られてきております。本シンポジウムでは特に、高血圧の病態や制御における腸内細菌叢の役割について広くレビューを話しました。
三木未佳先生(当院生理検査センター)ほか;線維筋性異形成による腎動脈閉塞の1例~腎動脈エコー検査のピットフォール
腎動脈エコー検査は腎動脈近位部の狭窄のスクリーニング検査として有用ですが遠位部の狭窄は見逃す可能性があります。本発表では、腎動脈起始部には狭窄所見なく、腎内動脈の異常波形から腎動脈の異常を推定することができた、線維筋性異形成の一例を報告しました。
森本玲先生;シンポジウム;迅速診断法を活用した原発性アルドステロン症のスクリーニングと診断
佐藤文俊先生;高尿酸血症を合併した高血圧患者における新規キサンチンオキシダーゼ阻害薬フェブキソスタット・トピロキソスタットの腎保護作用の解析

第27回日本ステロイドホルモン学会学術集会;2019年11月2日(浜松)
尾股慧先生:シンポジウム;原発性アルドステロン症の細胞学的・分子学的発症機構
本学は1957年に鳥飼教授が本邦初の原発性アルドステロン症の症例を報告してから、現在へ至るまで数多くの患者様を診療して参りました。副腎に腫瘍を持たない原発性アルドステロン症である「特発性アルドステロン症」の症例も多く経験しておりましたが、その原因は長らく不明のままでした。我々は米国におけるアルドステロン診療研究の中心の一つであるミシガン大学との共同研究で、「特発性アルドステロン症」ではアルドステロンを産生する小結節が多発しており、そこで体細胞遺伝子変異が生じていることを世界で初めて発見し報告しました。その反響は大きく、今回のシンポジウム講演の機会を頂きました。共同研究にご協力頂きました先生方に感謝するとともに、今後も様々な内分泌疾患で苦しんでいる患者様の診療に努め、病態を解明し、一人でも多くの患者様を救えるよう、努めて参ります。

第31回腎とフリーラジカル研究会;2019年11月16日(東京)
三島英換先生;以下のご発表にて、最優秀奨励賞を受賞されました
演題;CYP基質薬スクリーニングによるフェロトーシス抑制薬の同定と急性腎障害抑制効果の検討


タグ : 学会報告

2019-10-31

第39回日本内分泌学会東北地方会へ参加、最新の研究成果を発表致しました

2019年10月19日に開催されました第39回日本内分泌学会東北地方会(福島)に参加、最新の研究成果を発表致しました。

演題名と発表内容のご紹介です

尾股慧先生;長期維持透析中に罹患した大動脈弁狭窄症の術前に診断された褐色細胞腫の1例

維持透析患者に合併した褐色細胞腫と大動脈弁狭窄症の症例を経験しました。褐色細胞腫も大動脈弁狭窄症もいずれも手術加療が必要な病態でしたが,安全な手術加療を行うために当院の計6診療科で本例のための合同カンファレンスを開催しました。結果的に心イベントなく褐色細胞腫の手術加療を先行させることができ、大学病院ならではの集学的な診断と治療に成功した一例でした。褐色細胞腫・大動脈弁狭窄症・維持透析患者の全てを合併した症例報告は、日本に数例のみであり、今後、同様の症状やご病状でお困りの患者様を治療する上で、貴重な成功症例の一つとなりました。


タグ : 学会報告

2019-10-31

第49回日本腎臓学会東部学術大会に参加、最新の研究成果を発表致しました

2019年10月4日より開催された第49回日本腎臓学会東部学術大会(東京)に参加、最新の研究成果を発表致しました。

発表演題名と発表者より発表内容のご紹介です

千葉祐貴先生;IgA腎症寛解から8年後に膜性腎症を発症した一例
ループス腎炎のclass changeを認めた一例ですが、V型ループス腎炎においてもRAS-I内服のみで寛解が得られることを報告致しました。

鳴海かほり先生;ミトコンドリア病に合併した巣状分節性糸球体硬化症の一例(Nephron 2018)
鳴海先生は多くの質問にすらすらと見事に答えられました。

長澤将先生;ネフローゼ症候群オーバービュー
日本のネフローゼ症候群でもっとも腎生検が行われているものが膜性腎症です。PLA2Rは海外では特発性膜性腎症の診断、および、治療反応性の予測が行なわれていますが、日本では海外より感度が低いことが懸念され、今後の研究で明らかになっていく部分です。治療については、リツキシマブが寛解導入、寛解維持においてもシクロスポリンに比べて優れていると報告されています。日本においても同様の流れが予想され、膜性腎症の診断治療について知識をブラッシュアップし続ける必要があることを講演致しました。


タグ : 学会報告

2019-10-31

第218回日本内科学会東北地方会にて発表を行いました

 

2019年9月28日に青森で開催された第218回日本内科学会東北地方会に参加、最新の研究成果を発表致しました。

発表演題名と発表者より発表内容のご紹介です

山並寛明先生:偶発的に発見された両側副腎腫大で腫瘍との鑑別を要した先天性副腎過形成の1例
先天性副腎過形成は本邦において出生約 18,000~19,000 に 1 人 の割合でみられる先天性疾患ですが、1989年に新生児マス・スクリーニングが開始されて以降、男児における診断数が増加しており、そこには今まで見逃がされていた男性の軽症例の存在が示唆されています。壮年男性の無症候性両側副腎腫大においては、特に新生児期の病歴が明らかでない場合、腫瘍性疾患などの一般的鑑別のほか、本疾患も念頭に置く必要性を改めて認識した教育的症例を発表させていただきました。

荒瀬充先生:重度便秘にメチロシンが著効した悪性褐色細胞腫の1例
悪性褐色細胞腫の末期ではカテコールアミン分泌による高血圧、頭痛、動悸、便秘など様々な症状を引き起こします。今回発表した症例では本邦での使用例がまだ少ないカテコールアミン合成阻害薬のメチロシンによって悪性褐色細胞腫の様々な症状を緩和することができた貴重な症例について発表させて頂きました。

小山千佳先生;両側腎瘻造設に至った特発性後腹膜線維症の一例
特発性後腹膜線維症は、ステロイド治療が第一選択であり、また奏功するものと認識されています。本症例はプレドニンにより生化学的な改善は見られつつも腎瘻解除には至らず、腎瘻の維持を継続しています。患者様のQOL維持のためにも、早期の診断・治療の開始が重要であるという見解を、画像などの経時的変化を交えて報告させて頂きました。

 


タグ : 学会報告

2019-10-31

新着論文1報をご紹介致します

 

新着論文;Kanehara K, et al. The indole compound MA-35 attenuates tumorigenesis in an inflammation-induced colon cancer model. Sci Rep. 2019 Sep 4;9(1):12739. doi: 10.1038/s41598-019-48974-9.
リンクはこちらから https://www.nature.com/articles/s41598-019-48974-9
筆頭著者である金原圭語先生(当院消化器外科学分野、高血圧グループにて基礎研究に従事され本論文(責任著者;阿部高明先生)を発表)による論文紹介はこちらです。
これまで阿部教授と岡山理科大学の林謙一郎教授らのグループは、共同開発した新規薬剤Mitochonic acid 35(MA-35)が肝臓の炎症や腎臓の線維化(固くなること)を抑えることを2017年に報告していました。今回の報告では、薬剤MA-35が炎症性大腸がんマウスにおいて大腸がんの発生を抑えることを明らかにしました。潰瘍性大腸炎やクローン病などの炎症性腸疾患は、慢性炎症が長期化すると大腸がんを誘発し、この腸炎関連大腸癌は本邦における主な死亡原因の一つとなっています。本研究によって、薬剤MA-35はがんの原因となる大腸の炎症と線維化を抑えることで大腸がんの発症を抑えることが示されました。よって、薬剤MA-35は炎症性腸疾患が原因となる炎症性発がんに対する新規治療薬になり得ると考えられます。
本学医学部プレスリーリースリンク:https://www.med.tohoku.ac.jp/news/4180.html

 


タグ : 論文

2019-09-30

竹内沙永子先生、山並寛明先生、佐藤浩司先生の医局壮行会を開催致しました

 

2019年9月末を以て、竹内沙永子先生、山並寛明先生が当科医局から離任されることとなりました。また、佐藤浩司先生が10月より仙台市立病院へ赴任されます。竹内沙永子先生、山並寛明先生、そして、佐藤浩司先生の新天地でのご活躍を祈念して、医局壮行会を開催致しました。

 


タグ : イベント

2019-09-30

第5回東北 Aldosterone 研究会にて発表を行いました

 

2019年8月31日に東北大学星稜オーディトリアムで開催された第5回東北 Aldosterone 研究会に参加、最新の研究成果を発表致しました。

尾股慧先生コメント:本症例は重症の原発性アルドステロン症であり,副腎静脈サンプリングで典型的な片側性病変と診断しました。術前の内科治療として,最近上市された第3世代ミネラルコルチコイド受容体ブロッカー「エサキセレノン(ミネブロ)」を投与した,当院初の手術症例となります。本研究会では,本学病理診断学分野の笹野教授に手術標本を直接見ていただきながら,エサキセレノン術前投与の影響などを詳細に検討致しました。当院では初のエサキセレノン投与手術例であり,参加者からも多くの質疑を頂き,今後のより良い診療に活かせる有意義な検討となりました。

発表演題名
尾股慧先生:術前にエサキセレノンを投与した原発性アルドステロン症の検討

 


タグ : 学会報告

2019-09-30

三島英換先生が第10回分子腎臓フォーラムにて優秀演題賞を受賞されました

 

2019年 9月14日に京都で開催されました第10回分子腎臓フォーラムにて、三島英換先生が優秀賞を受賞されました。

研究題目は、「Cytochrome P450基質薬のスクリーニングによるフェロトーシス抑制薬の同定、機序の解明、急性腎障害抑制効果の検討」 です。ご受賞、おめでとうございます。

 


タグ : 学会報告

2019-08-30

新着論文2報をご紹介致します

 

新着論文1;Sato K et al. An immortalized cell line derived from renal erythropoietin-producing (REP) cells demonstrates their potential to transform into myofibroblasts. Scientific Reports 9, Article number: 11254 (2019)
リンクはこちらから https://www.nature.com/articles/s41598-019-47766-5
筆頭著者である佐藤浩司先生による論文紹介はこちらです。
腎臓で造血因子EPOを産生する線維芽細胞(REP細胞)は腎障害により筋線維芽細胞に形質転換しEPO産生能を喪失することから、慢性腎臓病における腎線維化と腎性貧血の双方で中心的な役割を担う細胞である。本研究では、遺伝子改変マウスを用いたREP細胞の単離と不死化により1系統の細胞株(Replic細胞)を樹立した。Replic細胞は細胞自身のTGFb産生により筋線維芽細胞の性質を有し、エピジェネティックな機序による遺伝子発現の抑制によりEPO産生能を喪失していた。以上から、腎障害によってREP細胞は細胞自律的なTGFb発現により筋線維芽細胞に形質転換し、エピジェネティックな機序により腎性貧血の発症に関与することが示された。Replic細胞の解析は慢性腎臓病の病態解明において有用である。
新着論文2;Nanto-Hara F et al. The guanylate cyclase C agonist linaclotide ameliorates the gut-cardio-renal axis in an adenine-induced mouse model of chronic kidney disease. Nephrology Dialysis Transplantation, 2019 in press
リンクはこちらから https://academic.oup.com/ndt/advance-article-abstract/doi/10.1093/ndt/gfz126/5549874?redirectedFrom=fulltext
筆頭著者である原(南都)文香先生(当科高血圧グループにて基礎研究に従事され本論文(責任著者;阿部高明先生)を発表、現所属;国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構(研究員))による論文紹介はこちらです。
近年、腸内細菌叢が慢性腎臓病(CKD)の病態に関わることが知られています。腸内細菌叢は、尿毒素と呼ばれるCKD時に体内に蓄積する悪玉代謝物を産生します。中でもトリメチルアミンNオキシド(TMAO)は、心血管疾患や腎障害の増悪に寄与する悪玉代謝物とされています。本研究では、便秘症治療薬であるグアニル酸シクラーゼC受容体作動薬リナクロチド(リンゼス®)が、腸-心-腎連関を介して、TMAOを始めとする尿毒素を減少させ、CKD時の心腎障害を軽減することをアデニン腎不全マウスモデルを用いて示したものです。本研究はCKDにおける腸腎連関の重要性および腸管を標的としたCKD治療の可能性を示唆するものであり、今後この領域におけるさらなる展開が期待されます。

 


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2019-07-31

東北大学医学部オープンキャンパス2019「医学科ツアー」を開催致しました

 

今年も、7月30日(火)より2日間の日程で開催致しました「東北大学医学部オープンキャンパス2019」ですが、31日(水)は「医学科ツアー」に当科医局も参加し、見学の高校生をお迎え致しました。当科のテーマのひとつである「恒常性」に関する講義や最先端の研究見学、そして、血圧測定体験などで盛り上がりました。ご参加頂きました高校生のみなさん、暑いなか、ありがとうございました。

 


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2019-07-29

腎・高血圧・内分泌科、血液・免疫科(合同)医局説明会でのプレゼンテーションを、こちらからご覧下さい

7月10日(水)、当科と血液・免疫科(旧第2内科)合同での医局説明会を開催致しました。その際の当科診療グループ紹介を、ぜひ、こちらからご覧ください。




※ 画像をクリックするとPDF(3.7MB)が開きます。


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2019-07-22

五十嵐康宏先生の医局送別会を開催致しました

2019年9月より、JCHO仙台病院へ赴任される五十嵐康宏先生の、新天地でのご活躍を祈念して、医局送別会を開催致しました。


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2019-07-16

腎・高血圧・内分泌科、血液・免疫科(合同)医局説明会を開催致しました

7月10日(水)、今年度からの新たな取組として、当科と血液・免疫科(旧第2内科)合同での医局説明会を開催致しました。総勢約50名の方々にご参加頂き、大変盛会となりました。多くの学生さん、研修医の先生方にご参加を頂きました、お忙しい折、ありがとうございました。


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2019-06-28

7月10日(水)医局説明会を開催致します、ぜひ、ご参加下さい

7月10日(水)18時より、医局説明会を開催致します。今年度より、当科と血液免疫科と合同での開催です。説明会に続き、懇親会も予定しております。事前の参加予約をお待ちしておりますが、当日の飛び入り、途中参加も大歓迎です。ぜひ、お誘い合わせの上、ご参加下さい。医局員一同、皆さんのご参加を心よりお待ちしております。


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2019-06-27

第62回日本腎臓学会学術総会に参加致しました

2019年6月21-23日に開催された第62回日本腎臓学会学術集会(名古屋)に参加、最新の研究成果を多数発表致しました

筆頭演者と演題名

シンポジウム

宮崎真理子;最近のCKD患者管理・治療法のエビデンスにもとづく新規腎代替療法開始患者減少へのロードマップ
阿部高明;糖尿病性腎症の新たなマーカーであり原因物質であるフェニル硫酸の意義

一般演題

三島英換;既存薬スクリーニングによる抗フェロトーシス薬の同定と急性腎障害保護効果の検討(優秀演題賞)
菊地晃一;腸内細菌由来のフェニル硫酸は糖尿病性腎臓病でのアルブミン尿増悪の原因物質かつ予測マーカーである
山本多恵;導入期腎不全患者における糖化反応中間体の影響
宮内健一郎;Induction of erythropoietin and renin production in kidneys under anemic conditions to maintain oxygen homeostasis
秋山由雅子:胆汁酸トランスポーター阻害薬エロビキシバットによる腎保護作用の検討
一條真梨子;ケモカインレセプター CCR10阻害薬による腎不全抑制効果の検討
熊倉慧;IgA腎症患者は妊娠前に治療し血圧正常化を目指すべき:IgA腎症合併妊娠の産科合併症リスクの検討
良知弘務;一般地域住民における血清クレアチニンによる推定糸球体濾過量(eGFR)の季節差
藤倉恵美;当院における高齢透析導入患者の認知機能とフレイル状態
佐藤恵美子(東北大学大学院薬学研究科臨床薬学分野);ジカルボニルストレスが及ぼす筋細胞への影響
渡辺愛理(東北大学大学院薬学研究科臨床薬学分野);プロテアーゼ活性化受容体2はシスプラチン誘発性腎毒性を悪化させる
尾形佳昭(社会人大学生);透析におけるルビプロストンの尿毒素に対する効果
原(南都)文香;グアニル酸シクラーゼC受容体作動薬リナクロチドは慢性腎不全に伴う心血管疾患のリスクを緩和する
小松弘香(東北大学医学部医学科6年);遺伝的素因が疑われる巣状分節性糸球体硬化症の患者検体を用いたミトコンドリア機能解析

三島英換先生は優秀演題賞を受賞され、医学科6年生の小松弘香さんも当科阿部高明先生の指導で行ってきた研究の成果を発表されました。


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2019-06-24

第217回日本内科学会東北地方会に参加致しました

当科内分泌グループにて研修された安在健先生が、2019年6月22日に開催された第217回日本内科学会東北地方会(仙台)に参加、最新の研究成果を発表致しました。
筆頭演者と演題名(初期研修医プレナリーセッション)
安在健:中足骨骨折を契機に骨粗鬆症と軽度高カルシウム血症を指摘された1例


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2019-05-20

ISARSH 2019 報告

2019年5月11日-12日、佐藤文俊特任教授を会長として International Symposium of Aldosterone and Related Substances in Hypertension 2019 (ISARSH 2019)(仙台国際センター)を主催致しました。アルドステロンの基礎及び臨床研究における世界的リーダー、フロントランナーの先生方を、国内はもとより、海外からも約20名をお招きし、2日間に亘り、最新の研究成果に関する発表や活発な討論を行いました。御参加いただいた先生方および関係者各位に御礼申し上げます。 当科からも最新の研究成果を発表致しました。

発表演題名
佐藤文俊先生:Aldosteronism ~history and clinical devices update in Tohoku University~
手塚雄太先生:The significance of KCNJ5 mutation in aldosterone-producing adenoma on 18-oxocortisol synthesis











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2019-05-20

第92回日本内分泌学会学術総会

2019年5月9日-11日に開催された第92回日本内分泌学会学術総会(仙台国際センター)に参加、最新の研究成果を発表致しました。

発表演題名
佐藤文俊先生:原発性アルドステロン症患者の手術治療と薬物治療では何が重要か?
佐藤文俊先生:原発性アルドステロン症診断・高血圧治療における高感度レニンアッセイ法の臨床的意義
佐藤文俊先生:Safety/tolerability and efficacy of osilodrostat in Japanese patients with endogenous Cushing syndorome except Cushing disease: results from a phase 2 study
森本 玲先生:Segmental AVS から考えるアルドステロン分泌動態の多様性;PA Sendai Study レジストリーの解析より
森本 玲先生:原発性アルドステロン症における迅速アッセイの活用と課題
小野美澄先生:アルドステロン産生腺腫におけるKCNJ5・ATP1A1・ATP2B3・CACNA1D体細胞変異陽性各群の病理組織学的定量解析
小野美澄先生:Histopathological analysis for aldosterone producing adenoma with somatic mutations (KCNJ5, ATP1A1, ATP2B3, and CACNA1D), using digital image analysis software
尾股 慧先生:高血圧患者における副腎アルドステロン産生の検討
尾股 慧先生:Somatic mutation in hyperaldosteronism
手塚雄太先生:原発性副甲状腺機能亢進症の周術期増悪リスク
白鳥ベアタ先生:A case of retroperitoneal solitary fibrous tumor


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2019-05-20

SICEM 2019 報告

2019年4月18日-21日にソウルで開催された 7th Seoul International Congress of Endocrinology and Metabolism (SICEM 2019) に参加、尾股慧先生が Invited Speaker として招待講演を行いました。

発表演題名
尾股 慧先生:Subclinical Autonomous Aldosterone Production in Hypertensive Patients


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2019-05-20

日本内科学会ことはじめ2019報告

2019年4月27日に開催された医学生・研修医の日本内科学会ことはじめ2019名古屋に参加、最新の研究成果を発表致しました。

発表演題名
松永拓先生:潰瘍性大腸炎を合併した両側大結節性副腎皮質過形成の一例


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2019-04-28

第8回臨床高血圧フォーラム報告

2019年5月11-12日に開催された第8回臨床高血圧フォーラム(久留米)に下記演題を発表しました。

腎細動脈のびまん性蛇行変化が原因と考えられた高レニン性高血圧の1例:新たな疾患概念の可能性 (症例報告優秀賞受賞)
三島英換、崎原哲、長澤将、鈴木健弘、宮崎真理子、阿部高明、伊藤貞嘉


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2019-04-28

内科学会ことはじめ2019報告

2019年4月28日に開催された第116 回内科学会総会「医学生・研修医の日本内科学会ことはじめ2019名古屋」に下記演題を発表しました。
腎細動脈のびまん性蛇行変化が高レニン性高血圧の原因と考えられた1例:小松弘香 三島英換 崎原哲 長澤将 鈴木健弘 宮崎真理子 阿部高明 伊藤貞嘉(優秀演題賞受賞)
腎梗塞と高血圧を契機に見つかったSegmental Arterial Mediolysis疑いの2例:山中慎也 三島英換 鈴木健弘 阿部高明 伊藤貞嘉
医学部6年生の小松さん、山中さんが当科医師の指導で実習期間中にまとめた症例を発表しました。中でも小松さんの演題は優秀演題賞を受賞されました、おめでとうございます。


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2019-04-24

菊地先生(地域医療支援部門助教)らの論文がNature Communications誌に掲載されました。

Gut microbiome-derived phenyl sulfate contributes to albuminuria in diabetic kidney disease.
(邦訳)腸内細菌由来のフェニル硫酸は糖尿病性腎臓病のアルブミン尿と関連する
Nature Communications DOI: 10.1038/s41467-019-09735-4
東北大学大学院医学系研究科および同大学院医工学研究科病態液性制御学分野の阿部高明(あべ たかあき)教授らは、同大学院薬学研究科の富岡佳久(とみおか よしひさ)教授、同東北メディカル・メガバンク機構の寳澤篤(ほうざわ あつし)教授、岡山大学大学院医歯薬学総合研究科の和田淳(わだ じゅん)教授らの研究グループとともに、フェニル硫酸が糖尿病性腎臓病の原因因子かつ予測マーカーとなり得ることを明らかにしました。本研究は、動物実験および臨床研究での検証によって、ヒトには無い腸内細菌の酵素をターゲットとした安全な糖尿病性腎臓病の治療可能性を明らかにした画期的研究であり、本研究結果によって、腎不全患者の治療による透析導入数が減少し、医療経済的にも貢献することが期待されます。
本研究成果は、2019年4月23日午前10時(英国時間、日本時間4月23日18時)Nature Communications誌(電子版)に掲載されました。

論文リンク:https://www.nature.com/articles/s41467-019-09735-4

プレスリリース:
(東北大学)https://www.tohoku.ac.jp/japanese/2019/04/press-Abe-190424-Final.html
(東北大学東北メディカル・メガバンク機構)
https://www.megabank.tohoku.ac.jp/news/33406
(岡山大学)
https://www.okayama-u.ac.jp/tp/release/release_id622.html

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