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腎疾患

 現在、日本全国にはおよそ25万人の透析患者さんがおり、年々増加しています。腎疾患の治療法は少しずつ進歩していますが、医学全般の進歩に従って腎不全が増加している側面があります。
 その代表例が糖尿病性腎症です。以前は重症の糖尿病は昏睡や感染症などにより生命の危機にさらされることがしばしばでしたが、現在は糖尿病の治療が進歩し、そのようなことはなくなりました。しかし、食事療法やインスリン治療を理想的な状態で継続させるのはかなり難しいことですし、膵移植や人工膵臓のような根本的な治療は一般的普及には至っていません。このため、10年、20年という長い期間に少しずつ合併症が進行し、最終的に腎不全に至る患者さんが出てきます。
 同じようなことが他の疾患についても言えます。以前は治癒が望めなかった疾患も治療できるようになってきましたが、結果として腎不全が残って透析を余儀なくされる場合があります。
 日本が高齢化社会になったことも関係します。実は、健康人でも加齢に伴って腎機能が低下していくことが知られています。70歳、80歳の人は、仮に腎疾患がなくても腎機能自体は低下しており、感染症などの負荷が加わると容易に腎不全に陥ります。
 薬剤の普及も無関係ではありません。消炎鎮痛剤や抗生物質は疼痛性疾患や感染症の治療に寄与していますが、その一方で薬剤性腎障害を増加させる原因になっています。
 以上のような事情から腎臓に対する検査・治療の必要性は年々高まっています。個々の患者さんの病態を正確に把握し、適切な対応を行っていくことを心がけています。

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高血圧

 高血圧の患者さんは日本全国で推定3000万人に達しているといわれています。その一方で症状が無く放置されている例も少なくありません。
 高血圧90ー95%は原因がはっきりしておらず本態性高血圧と呼ばれていますが、成因として遺伝体質的な素因に加え、食塩の過剰摂取、肥満、そして心理社会的ストレスなどが影響するという多因子説が考えられています。また血圧は環境、活動性、睡眠などでも大きく変化します。さらに「白衣性高血圧」と呼ばれるように、家庭血圧測定では正常で病院で測定すると血圧値が高い場合もありますので、最近では家庭血圧や24時間血圧値などを参考にして降圧治療を行っています。
 一方、高血圧の約5-10%は、腎臓疾患や、腎動脈の狭窄病変、副腎腫瘍や内分泌疾患により高血圧症をきたすものであり、二次性高血圧と呼ばれています。これらは、原因がはっきりしている故に根治的治療が可能です。これら疾患に対して、当施設では専門の立場から積極的に診断・治療を行っています。

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内分泌・代謝疾患

 体内には男性ホルモンや女性ホルモンを作る精巣、卵巣といった生殖腺のほかに、下垂体、甲状腺、副甲状腺、副腎などのホルモンを作る内臓(内分泌器官といいます)があります。これらのホルモンが多すぎても少なすぎても、容貌の変化、高血圧、糖尿病、不整脈、不妊などの様々な身体の異常が起こってきます。
 当科は日本内分泌学会認定教育施設、日本甲状腺学会認定専門医施設に指定されており、専門知識と豊富な臨床経験を有した医師がこれら内分泌・代謝疾患の診療にあたっており、東北地方の中核病院としての責務を果たしています。

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